2013年1月25日金曜日

烏賊浜(「大王イカ人生」あらため」)

昨日のネタ、通勤途上でふくらませたくなりまして。未来の山田洋次監督をめざして(もう先ないってば>>自分)、マクラをつけた改訂版書きます。

(出囃子『梅は咲いたか』)

え~、今日は生き物のお噂で。

みなさんご覧になったかたいますか? え?何のことかって?
イカですよ。イカのテレビ。

イカたって普通のイカじゃないですよ。「大王イカ」。ものすごいでかいやつで船とかしずめちゃうやつ。

ディズニーシーでノーチラス号にのると襲われるでしょ?あいつですよ。おそろしいですね。長年、居るってぇことはわかっていたんですけど死んだやつしかいなくて生態ってんですか?生きているところが目撃されたことがなかったんだそうで。

それが、ついに実現したそうで、しかも日本の科学者の偉業だってんでそりゃぁツイッターやらフェースブックやらくだらないネットでも大騒ぎだそうで。

なんでも、その科学者の博士、なんと大王イカ一筋、追い続けて40年だそうです。すごいですねぇ。

あたしだって最初のサラリーマン6年しかつづきませんでしたからね。

家に帰ってもきっとイカしか食べないんでしょうね。
丸焼きはもちろん塩辛、刺身とね。大根と煮たりね。うまいんだ。これが。
さばくときスミの袋やぶらないように気を付けないとね。スポっとね、抜かないと。

丸焼きもね。流れ出すミソと混ぜてね。パクっと。あちちちち、なんて。
でも、博士の生活ですが、どんなご家庭なんでしょうね?

(羽織を脱いで、電話をかけているしぐさ)

博士「あ、もしもし?あ、ぼくだけど。すまないね。今日はゲソの解剖で帰れなさそうなんだ。」
妻 「あなた。”今日は”って40年間毎日じゃない。今日が何の日か知ってるの!?」
博士「ごめん。わかってる。でも、今日中に処理をしないとゲソの組織が痛んじゃうんだ。」
妻 「あたしとイカとどっちが大事なの!!!」
博士「そんなのきまってるじゃな いか」
妻 「だからどっちなの!?って聞いているのよ!!」
(妻、しばらく考えて、ハっ!とした顔)妻 「わかったわ!!もういいっ!!」(ガチャ)
博士「あ!待ってよ!・・・・・・」
(しばらく考え事)
博士「まっ、い いか」

へへ~
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まえのはなしつづき

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