2013年1月15日火曜日

Kindle Fire HD その3

端末そのものとは、直接関係ありませんがデジタル書店について記しておきます。
「陳列方法」がなんとかならないだろうか? というのがトピックです。

数年前、サービスの名前すら忘れてしまいましたがノートPCで手塚治虫の未読の長編マンガを読んだのが本格的デジタル読書の初体験でした。

ノートPCを横に立てて読んでまして、重いには重いのですが、内容が面白くて入り込んでしまうと自分がPCで見ていることを忘れていることがありましたので、(デジタル出版が)「無い話」ではないな」と思っていました。

これはワンセグテレビでも同じでして、内容に夢中になってしまうと小っちゃな画面で見ているのを忘れていることがあります。
要するに中身次第ですね。

さて、当時は陳列されている作品数も限られていましたし自分が読みたいものも限られていたので「書店」についてどうこう考えるということがありませんでした。

今も作品数が少ない状況は変わりませんが前に比べれば数量はだいぶ増えました。
自分が読みたい本を探すとき、デジタル書店もリアル書店のような感じのブラウジングを提供できないものだろうか?と。

デジタル書店でもリアル書店の入り口近辺のベストセラーが並んでいたり、ユーザーレビューのようなリアル書店にはない特徴もありますが、本って偶然の「出会い」があるじゃないですか?
購買記録をデータマイニングしたセマンティックなオススメとかじゃなくて。


例えば、よりリッチな条件付きフィルタリングでもいいかもしれませんね。

例) 
・ひたすらランダム。
・コミックスを除く。アダルトを除く。自己啓発書を除く。ビジネス書を除く。
・ネビュラ賞だけ。
・出版社でランダム。
・絶版本。

それと、お気に入りのリアル書店の場合は自分が向かうコーナーが決まっていますよね。
それは、実際ジャンルであったりするのですが、あるジャンルとジャンルが接するコーナーだったり。
その書店独特のポリシーだったり、「(売り物なのに)コレクション」だったり。

たとえば、あたしは「書源」という本屋さんが大好きなのですが、並べている本の好みがやけに濃い。
すっげーレアな「習字本」とかおいてあったりするけど町場の本屋さんで、港区近辺にあるようなスノブさが鼻につく店じゃなくて適度にマニアック。

自分的なフィルタリングのセットを複数持てる、という感じで。
データベース任せじゃなくて自分好みの売り場が出現するようなインターフェースがあるとうれしいなと思います。

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