2013年1月24日木曜日

初めてのハーモニカ修理

先日、初めてハーモニカの修理をしました。

Special20のキーCのハーモニカですが4番の吸いが低くなったので、教本などに書いてあるリードを削って音を上げるというのに挑戦しました。
これでますます深みにはまり出した感があります。

修理めいたことといいますと、これまでは、スズキのハープマスターのリードプレートを新品に交換したり、 フタをあけて掃除程度はしていましたが、本格的?なのは初です。(注記参照)

Cハープの4番の吸いは、レ(D)ですが、なんか音が変になりC#つまり半音下がってしまいました。
こんな場合には、リードの先を削る、と物の本に書いてありまして、もちろん知ってはいたのですがなんとなく億劫で手を出したことがありませんでした。

要するにその度に新品を買い足していたということですが、さすがに安いとはいえ3000円近くするものですからここはなおせるものはやった方がよかろうと。
道具立てとしては、

・壊れたハープ
・ドライバーセット
・音を測るチューナー
・リードの隙間に差し込んで削り台がわりにするNTカッター
・掃除、ふき取り用にウェットティッシュ
・バラした部品を置くための適当なトレイ

これらと、今回意を決して購入した安い(セットで1000円)電動ヤスリです。


でも「削る」っていったい?
実は、最初このようにリードプレートを「短く」するのか?!と思っていました。
図の○はリベットです。



 そりゃ大変そうだと思って敬遠していたのですが、どうやら先っぽを適当に薄く削ることで低くなった音を上げることができるのだそうです。
少し傷をつけていくような。
少し傷つけたらチューナーで音をチェックして、それを繰り返す。
今回は4回くらい繰り返して通常のレ(D)の音まで持って行けました。


音を低くする場合には「反対側」を削ると本にありますが、こっちはどうなんでしょう?
図のリベットの側を「薄く」するのかしら?
これも体験あるのみでしょうね。


注記)ハープマスターは、リードプレート単体で購入できるのでとても経済的で便利です。
東京では御茶ノ水の谷口楽器さんが扱っているので電話で在庫を確認してからでかけるとよいです。
はじめハープマスターは普及タイプのハーモニカなのでリードプレート単体で売ってるかどうかよくわからなかったのでスズキ楽器さんに電話したところとても親切に対応していただけました。顧客レスポンスって重要ですよね。

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