2010年9月5日日曜日

『死ぬ瞬間』(エリザベス キューブラー・ロス著)

ひと月前くらいから、お風呂に入って椅子に座るとき、両足のヒザの裏側の筋肉。関節ではなくてスジというか筋肉系が痛むようになりまして。

それが次第に痛みが増してきて、ついに二週間前から、かかりつけの整骨院に厄介になっています。
朝、早くから処置をしてくれるので、込み合う月曜以外は、職場へは、なんとかギリギリセーフで到着できています。

だいぶ痛みは軽減してきているのですが、これという原因が思い当たらない。
実家の屋敷(笑)の草むしりか? ギターの練習で片足を台に乗せたまま固定していたので固まったのか?

お風呂の椅子で、なぜ痛みが一番ひどいのか? 仔細に観察するとヒザの位置が腰よりも高く、かなり鋭角的に折り曲げるときに痛みが走るなということが判明。

むむ。そういえば、ラドン温泉とかの椅子って最近、背の高いタイプが多いですよね。あれだとヒザの曲がりは90度なので痛まないハズ。と思い、背の高い椅子を導入しました。この椅子、母が実家で使っていたもので(ってまだ生きてますが)それを拝借したところ快適。

む? ラドン温泉? 母?-------よーするに、年寄りは背の高い椅子を必要としている。 あたしも、背の高い椅子を必要としている。 すなわち、あたしは年寄りである。

長寿のベストセラー『死ぬ瞬間 』(エリザベス キューブラー・ロス著)によりますと、死に行くプロセスは、5つの段階を経るそうです。

1.否認 2.怒り 3.取引 4.抑うつ 5.受容

老化についても受容にいたるまでには、似たような段階があるのではないでしょうか?

1.否認  :オレはふけてない。
2.取引  :アンチエイジングにすがる
3.抑うつ :もうだめだ
4.受容

さすがに、なんでオレだけが!と老化に怒りを向ける人はいないと思いますが、人生いろんな場面で、入学で、就職で、結婚で似たような受容へのプロセスを踏んでいるのかもしれませんな。

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