2010年9月18日土曜日

Greater Tokyo

先日、吉祥寺に出かけてきました。

あたしの職場に居た方のご主人がビストロをやってるというので仲間の手配で集合しました。

下町から吉祥寺というとちょっとした旅でしす。

城西方面で育ったものでなじみのある土地なのですが、長い間訪れていなかったので、その完全なる地方都市への変貌振りにびっくりしました。
あれくらいのサイズですと、そこで生まれて働いてそこで老いて、逝く。というくらいの規模の町ですね。

吉祥寺は、地方都市じゃなくて東京の一部じゃないか?といわれてそうですが。
東京は、とにかく広くて。ロスの四倍もあって、しかも一般的な都市のイメージから言いますと東京全部が「ダウンタウン」だったりします。
すでに、大きすぎて東京の特徴をひとつでは現せない。違う都市の集合体になっている。

じゃ、どこが真の東京か?といえば、山手線を円にした右側の半分の半分くらい。それも厳密にいうと山手線の内側が「東京」でしょう。

臨海部は、港区なんて言ってますが江東区エリアですし、墨田区、江東区は、歴史的にいうと千葉県エリアです。

そんな東京の中、いろんな人が移り住んできますので広い地域の中で面白い風習が生まれます。たとえば車のナンバープレート。「練馬ナンバー」とか「品川」とか。「足立」はイヤだとか。これは東京がバカ広いのでこんなやりとりが生じるのですが、東京の側から言えば、どうでもよいことですな。

若い時分、松戸の駅前のテナントビルの設計監理を任されまして、たしか先輩の引継ぎだったのですが、週に何度も松戸にでかけていました。
親戚が長く松戸に住んでいたというのもあり、急激に地方都市化が進んでいるのに驚きました。これもずいぶん前です。

その後、仕事で吉祥寺にでかけた時、あたしがフと「久々に来たけど、松戸に雰囲気似てるね」ともらしたら同僚が「つかさん、んなこといったら地元の人が気を悪くするよ」なんてたしなめられました。
ん?なぜ、松戸と似てちゃだめなの?

0 件のコメント: