2013年12月4日水曜日

褒めて優しく殺して

年に一度、会社のはからいで産業医のカウンセリングを受けます。

ま、各種健康についての雑談みたいなものですが、「褒められる」ことの効用が話題になりました。

褒められると誰もがうれしいものですが、何が特に嬉しかったかな?とつらつら考えました。
何か公式な賞を受けたりするのは嬉しくて当たり前ですのでそれ以外では?

で音楽?関係で二つ思い出しました。

ひとつはアメリカで週末、コミュニティカレッジ(市民講座)で「ディスコダンス」を受講していたことがあります。30年以上前の話です。

半年くらいの期間でした。最初は、結構な受講生の数だったのですが少しずつ脱落して最後は数人になってしまいました。

ある回は、なんと生徒があたし一人でした。
すると先生が、"Let's start! My best student"とぽつりと言ったのです。
なんだか嬉しかったですねぇ。

たまたま一人だったってことですが、運動はからきしダメなあたしをリズム感よさそうな多様な人種がいるクラスの中でベストって言ってくれるなんて泣けるじゃないですか。

(余談ですが、ブラックで踊りがからきしの生徒が一人いました。熱心に通っていて心が打たれましたが、そりゃ中にはいますよね。こっちが勝手に全員上手だろうと思い込んでいるんだから。日本人が全員柔道できないのと同じですわ)

もう一つは、国内の話。こちらも20年前くらい。

広尾に洋楽曲専門のカラオケの店がありまして、何回か好きな連中に誘われてでかけました。
その店は客はほとんどが外国人でした。

何か歌おう(当たり前ですが)ってんでレパートリーもさしてないあたしは、Jim Croceの"Bad, Bad Leroy Brown"を演りました。

曲が始まってあたしが歌い始めると、なんと遊びに来ていたアメリカ人たちがフロアで大喜びで踊り始めたんですよ。
言葉で褒められたんじゃないですが、めちゃくちゃ嬉しかったです。

仕事では何かあったかな?(笑)

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