Why is the name Caldonia used so much in blues music?
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困難を乗り越えて購入した100円のMP3”Caledonia -Live-”(ご覧のとおりスペルが間違っています)は、サイコーにご機嫌な曲でした。
演奏は、YouTubeで先に発見した「カレドニア4」と同じメンバーと思われます。
(Pinetop Perkins(ピアノ)、Jerry Portnoy(ブルースハープ))
The Band のLast Waltzにも 収録されてます |
しかし内容が非常によいのです。
イントロのリズム。他のカレドニアと比べて跳ねる部分が多く、その際に客が陽気な合いの手を入れます。
他にもプレイ中に客やプレーヤー同士の掛け声、雄叫び、合いの手が絶妙のタイミングで入っていて、演奏終わりのPinetop Perkinsの笑い声に至るまで、すべてが音楽になっているのです。
この歌は、途中で歌詞が台詞になります。
当人の母親(マム)が息子にあの女はやめとけって感じのセリフなのですが、PerkinsとMuddyのやりとりが絶妙でして。マディが母親役やるところなんて顔思い出しちゃうと吹き出しそうです。
Perkins "Now you know?"
Muddy "What, ...what son?"(うろたえた母親風の合いの手)
この台詞部分は、ブラック英語なので聞き取りがむずかしくバージョンも数あるのでマネするのは相当むずかしそうです。現に白人歌手のバージョンでは台詞部分を歌の歌詞に翻案して歌っています。
また、この歌のサビ?である、
Caledonia! donia! What makes your big head so hard?
の後に、謎の合いの手「Mah!」というのが入ります。さる歌詞サイトでは”What”となっていましたが、これはどう聴いても「マ!」であります。この”マ!”は、相当景気よくかつ絶妙のマヌケさで入れないとサマにならないと思います。(もしかするとブラック英語のmy=mahなのかもです)
これまたあたしが聴いた白人バージョンですとマ!は入れずになめらかな歌になっています。
ライブで日本人が演奏するカレドニアを聴いたことがまだありませんので、彼らが台詞バージョンと「マ!」を入れるのか興味津々です。
日本の歌手で「マ!」がサマになるのは、和田アキ子か桑田佳祐くらいのものではないでしょうか。
会場もプレーヤーも騒音も合わせてトータルな環境が音楽になっているなんて、もうやってられない(笑)ですよね。
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