2017年6月12日月曜日

健康のはなし(2)前立腺の生体検査

手術室に入りまして、そこで妊婦のような格好になって肛門から超音波の検査棒を挿入されて麻酔を打たれます。

いまこれを打ちながらもそれを思い出すと括約筋が閉まります。

麻酔が効いてくる頃になると、こんどは検査用の針を撃たれます。
これが銃のような感じで一本一本、ビシっ!ビシっ!という衝撃が走ります。

目は覚めているので本数を数えてましたが、事前に聞いていた本数は12本だったのになんだか多い。後から聞いたら都合16本だったそうです。

その後、点滴を打たれて病室に戻ります。
検査の影響で血尿が出るので、看護師さんに尿のチェック診てもらう指示を受けたりして一泊しますが、打たれた針の傷からの出血が結構酷くて、夜にパジャマを変えてもらいました。
下着もダメになってしまったので自分で血をおさえて売店で新しい下着を買いました。

翌日には出血もとまり退院、家で養生をしました。
男性方は聞くのも恐ろしい話かと思いますが、出血するのは尿だけではなく精液にも血が混じります。ネットで情報をしらべてみるとこの現象ではみな衝撃や不安を覚えているみたいです。ま、当たり前ですな。

仕事にはその翌日から出まして一週間後に検査結果を聞きに病院に行きました。

結果は、16本のうち8本でガンが見つかり治療が必要とのこと。

この数値からグリソンスコアという評価指数を出すとあたしの場合は7で、中程度の危険なのだそうです。

20本も打てば必ず見つかるなと想定内ではありましたが、その場では、あまり現実味を感じませんでした。

とにかく前立腺では二人に一人、ガン一般では日本人では、3人に2人とまで言われていますのであたしだけが例外なんてことはないわけです。

お医者さんからは、その場で手術室も立て込んでいるので予め手術室を予約しておいたと言われ日付を告げられました。

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