2017年6月22日木曜日

健康(病気)の話(7)がんと世間(1)

今の時代、家族や親せきに一人や二人、がんに罹っている人間がいるのは当たり前なので妙に詳しい人間がアドバイスをくれたり民間療法を紹介してくれたりしますが、ありがたいことではありますが迷惑だなと思うことの方が多いなというところ。
腰痛治療ならいざしらず(笑)

ましてや亡くなった方のニュースなどはもっての他ですが、入って来る情報はおかまいなしです。

「つかさん、こんな本がありますよ」と同僚。

ある末期がんの方が食事療法だけで長年生き延びているというベストセラーの広告を見せてくれました。あたしは、その本は知ってましたが手に取ったことはありません。
「あ、そういえば本屋で見たことあるよ」なんて感じの会話です。

それから一週間くらい経って同じ同僚が週刊誌を開いて持ってきました。
その本の著者が亡くなったという記事です。
日頃から、あまり繊細な人ではないとは思ってましたが(笑)、困ったものです。

さて、そんなこんなですが、あたしの心配をよそに放射線治療の段取りは淡々と進みます。

あたしが受ける治療法では、実際の放射線治療の前にある処置をする段取りがあります。

日取りも含めフィックスし事前に飲む薬などもすべてだんどった後にひとつ問題が生じました。

実は、今回病気が判明するに至った「生体検査」の予後が悪いのです。怪我の治りってんですか?会陰部のあたりに違和感があって長時間椅子に座ってられないのです。

肝心のガンじゃなくて、その検査で調子悪いってのは本末転倒です。
あたしが恐れたのは、感染症になったのでは、ということですが幸い数値的にはその恐れがなさそうでした。

ベータ病院に相談して治療の予定を延期してもうことになりました。

また生体検査はアルファ病院だったので、決まりの悪いこと甚だしいですが勇気を出してアルファ病院に連絡をして再診してもらいました。

アルファ病院の先生に問診を受けているとき「あちら(ベータ病院)での治療は始まったのですか?」と聞いてくれて気後れしていた気持ちが救われました。

いい先生です・・・生体検査の予後悪いけどね。

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