2013年5月1日水曜日

ペーパーレスと自炊(8) 道具と環境

道具について記す前に、あたしの本の保管環境について触れておきましょう。

ついこの間までは、「東京書庫」という本の保管サービスを利用していました。提供される段ボールに本を詰めて連絡すると宅配業者がピックアップに来てくれます。倉庫は温度・湿度が管理されて大切な本を年間契約であずかってくれるという非常にアナログなものです。

コストもさほどではなく長年利用してきましたが、コレクターでもないのに「再利用」の可能性が低いものに毎年それなりの費用をかけているのも何だなと思い、全部引き上げて、実家に保管することにしました。

実家には独身時代に買いだめていた単行本やマンガ本、文庫本などが山ほどあります。
現在のマンションにも相当数の本があります。
結論からいいますと自宅のマンションで手元においてある本は保管状態が悪くて黴てしまい実家に放置してあったものの方が結果状態が良いようです。

マンションの方は本の保管場所が風呂など水場に近いということが災いしていたようで、結局、好きな本は近くにおいておこうなどと思ったのが間違いで、そうそう読み直すこともないのだから思い切って実家に置きにいけばよかったと後悔しています。

つまり「自炊化」したくない本ほど、痛みが激しく自炊せざるを得なくなってしまったのです。

東京書庫へのリンク

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