2018年6月22日金曜日

TOEIC体験記(10)

◎設問先読みと図表問題対策

さて、TOEIC受験者の間ではもはや常識となっている設問先読みですが、あたしはもうひと工夫することにしました。

パート3とパート4の最後に数問ずつ登場する図形問題は、設問に加えて図表を読み取る分、より多くの先読み時間が必要で、ややもするとパニックになってしまいます。

あたしの先読み方法をご紹介する前に、まず図表問題と設問、選択肢の「性質」について例示したいと思います。

ちなみに先読みしている段階では、ナレーションはまだ聴いていませんので、ナレーション内容は関係ありません。



設問1.Look at the graphic. Which product will be on sale this weekend?

(A) Red
(B) Green
(C) Yellow
(D) Blue

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グラフであれ、表であれ図示されている項目の順番と選択肢の順番は必ず同じになっています。そこはいじわるじゃないですね。

さて、上記の設問は、「何色」(横軸)かを聞いているわけですが、その場合、これから流れるナレーションの方は、必ずグラフの別軸つまり『数』に関しての話があります。色についての会話は絶対にありません。

選択肢と「」の要素についての話題が来るなと心(耳)の準備をしておくのです。
この例の場合は、おそらく「売り上げが一番少ない(高い)製品をセール対象にしよう!」みたいな会話が想定されます。

これが講演時間と講演者が載っている表であれば、選択肢の方が「時間」を選ぶ場合、会話は「僕は、Mr. Kingのレクチャーを受けるつもりです」のようになるし、逆に選択肢が「講演者」のリストだったら、「僕は10:30のレクチャーに行こうと思ってる」といった会話になります。

考えてみれば上記の解釈は、間違えさせるために作られている設問の設計上は当たり前なのですが、わからないうちは何から何まで「覚えておかなくちゃ」なんてなっちゃうのでスルーしていい情報は捨ててしまえると聞こえてくる音もしっかりしてきます。

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