2006年5月26日金曜日

マーク・ロスコー

Tim S.が太極拳とともにあたしに伝道したものに画家マーク・ロスコーとクリストファー・アレキサンダー(建築家)がいます。
アレキサンダーについては項を改めて書きたいと思います。

ミース・ファン・デル・ローエ(建築家)の美術館、少し足を延ばせばフォート・ワースのキンベル美術館(ルイス・カーン(建築家))と見所にはことかかない都市のど真ん中にあったのがロスコー・チャペルでした。










ルイス・カーン作「キンベル美術館」

チャペルと言っても、文字通りの礼拝堂ではなく、多角形平面(8角形)のどうということのない安普請の建物で建築デザイン的にも、さして優れているものではありません。

しかし、間接的に入るトップライトの光と陰がロスコーのあの微妙に塗り分けられた絵に映えて、言うに言われぬ荘厳な雰囲気を醸し出していました。

そこには、東洋かぶれの様々な人種が座禅を組むか瞑想に入りきっていて東洋人のあたしには、なんだかこっぱずかしく思えました。

ページを開いたときに現れた気味の悪いアニメは、あたしの作品、「デジタル・マーク・ロスコー」です。


(※注:現在は表示されていません。ファイル探さねば。)
(※注の追記‘ようやく発見。大昔のファイルなので表示が変ですがご容赦を)

ロスコーの絵とは似ても似つかない作品だし、あたしもど素人ではないまでも半可通の身、専門家からお叱りを受けるかもしれません。

 ロスコー・チャペル

聞けば、ロスコーの絵は、目を閉じたときに瞼の皮膚を通した光を描いたものだそうです。

Digital Rothkoは、あたしたちが時に(例えば、熱い風呂に入ったときくらくらと)目眩がしたとき目をつぶったとき、朝目覚めて目が枕に押しつけられていた後、眼 球に血液がもどったときに紡錘型の文字通りレモンの形の光が現れやがて目が元に戻る様を再現したものです。
あれ、なんて言うのでしょうね?

ホームページ制作の観点からいえば、ただのアニメGIFだから見るべきものは何もありませんが、完成までは数年の気の無さと数え切れない貧血を費やしております。

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