さて、工夫に工夫がなされているストーンズ版ですが、さらに重要でありがたい成果があります。
それはサビの部分です。
例の、「How does it feel?」からのところですね。
ここは、同じメロディーのところを歌詞違いで数回繰り返すところです。
しかし、原曲は歌の1番~4番の後に必ずつくのですが、繰り返しの回数も違うし、組合せやバリエーションが多く英語が聞き取りずらいところもあって暗唱するのが非常に困難です。
ストーンズも、これは厄介だな、と思ったのでしょう。
サビのフレーズ・パターンを一つに絞ってくれました。
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How does it feel?
How does it feel?
To be on your own
With no direction home
A complete unknown
Just like a rolling stone
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すべてのサビがこの6回に統一されています。
最後の行の冒頭、Just likeは、ストーンズに特有で、やはり歌の調子を整えてノリをよくするために加えた「合いの手」だと思います。
(づつく)
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