2012年12月11日火曜日

Like a rolling stone

"Like a rolling stone"を演りたいなと思ったのは、かれこれ四年前。
ギターを始めようと思ってすぐです。

(まるで、すでに演じることができてるような書き方ですが違います)

昔、フォークギターを手にしたのは、ギターが一大ブームだった中学生の頃でしてスリー・フィンガー奏法などを一生懸命やっておりました。スリーフィンガーだけは得意だったなぁ。

CDは存在していませんでしたので、通信教育でない普通の教則本には音源はついていませんでした。(広義の)ロック洋楽しか聴いていませんでしたが、でもアコギでした。

そうそう!今突然思い出しましたが通信教育でクラシックギターのコースを取りました。音源としてシングル(ドーナツ盤)のレコードがたくさんついていました。当時としては豪華なものだったと思います。

もちろん、挫折したのですが、高校生になってからそのことを同級生に告げたところ、「使わないなら貸してよ」ということになり、あたしも未練がなかったのであげてしまうつもりで貸しました。

ところが!貸した相手はよほどのど根性があったようで、割と短期間に「お前の教材で練習したよ」とみなの前で「禁じられた遊び」を友人の家に集まったときに披露してくれました。
今思えば凄いことだったのですが、あまり感心した記憶がないので本当に興味を失っていたのだと思います。

さて話を戻しますと、そんな地味な一般の教則本の最初に出てくるのが「漕げよマイケル」などのトラディショナルフォークに加えPPMやらボブ・ディランの曲でした。「花はどこへいった」とか「風に吹かれて」とかですな。

"Don't think twice, it's all right"なんて原曲も知りもせずなんだか弾いていた記憶があります。
ま、ディランはそんなこんなでたいして聴かなかったのですが、でもそこはそれリアルタイムですから原点といえば原点なんですよね。不義理な原点。

(つづく)

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