2011年5月16日月曜日

暗証のグルーヴ感

百人一首の高速暗証でノリ切れないのは、おそらくネタのリズムの問題だと思います。もちろん一首一首はどれもノリがいいのですが、細切れなので「グルーヴ感」(笑)がない。
もしかすると作者の名前も一緒に暗証するのがリズム感を阻害しているのかもしれません。

暗証のグルーヴ感でいいますと。
たとえば、平家物語のような古文系の短文は非常にノリがよいです。
あ、教科書は、七田の『暗唱文集』を使います。詳しくはいずれ。

近代の小説はやはり古文に比べるとリズム感が若干落ちますが、ひとつだけ中島敦の「山月記」だけは、別格。
暗証するなら山月記。山月記といえば暗証(笑)くちずさんでいるだけで文章の風格にしびれちゃいます。できれば「発狂して」家を飛び出す場面まで覚えたいところですが、ちょっとだけ手前でストップしています。

追記)七田の教材について追記しました。(2013/1/22)

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