先に、文章はガッツで覚えるのみと書きましたが、プレスリリース(記者発表)などの発表台本などは、前述のペグを使って段取りを組みます。
発表会では、スライド(パワーポイント)を使うことが多いのでスライド番号をペグに結び付けます。
二枚目のスライドは、2で(あたしのオリジナルペグでは)「アヒル」です。
たとえば「読み原稿」が「私どもは、長年インターネットの画像検索技術の開発に取り組んで参りました。このたび、安価でご利用いただける新たなサービスをご紹介いたします。」
だとします。
このくらい普通に暗記しろよてなものですが、例だということで。
読み原は、名文の暗証と違って一言一句一致する必要はありません。細かいところはアドリブでよくて肝心のポイントだけ言い忘れなければよいのです。いや、むしろ原稿通りに読むと固くなってしまい逆に来場者に伝わりにくくなります。
記憶の手掛かりとなるイメージは、
・「アヒル」の画像検索結果。安価なサービス。
くらいにしておきます。
本番の時に、しゃべりが「わが社では、長いこと画像検索の開発に取り組んできました。今回、非常にお安く提供するサービスをご用意いたしましたのでご紹介させていただきたいと存じます。」
ぐらい変わっちゃっててよいのです。スライドを使わないしゃべりでも、話の順序の手掛かりにペグを使うと安心です。
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