呼び名があまり適当とは思えないですが、一応「アカウントノート(リスト)」としました。
話題の「終活」の中でもデジタル時代に、もしかすると「遺言」の次に、いや情報としては最も重要なツールと言えます。
自分にかかわりのあるアカウント(口座)のすべて情報を一覧として遺族に残す資料のことです。
どのような物をどのような分類で記述するのでしょうか?
最重要書類なので画像でお見せするわけにはいきませんがあたしの場合は手書きの一覧表としてあります。現状250行近くの情報になっています。
個別の情報には注記も重要です。
例えば、「死んだら解約してほしいもの」だとか「死んでもしばらくはサービスを続行した方がいいもの(例:レンタルサーバー)とか」
クレジット課金されているサービスは極端な話、クレジットの有効期限が過ぎれば自動的に解約になるので損はするかもしれませんが深く悩まなくてもいいかもしれません。
ほぼすべての情報を集約するまで1年以上かかりました。
これはコツコツです。いつかは終わります。
また、デジタルサービス関係のアカウント情報は結構な頻度で改訂されるので、数カ月ごとに棚卸して改訂をしています。
せっかく情報を用意しても見つからなかったら意味がないですので、この情報は、突然死んでも、必ず遺族がみつけてくれる場所でしかも人にわからない場所に保存しておく必要があります。
ざっとリストアップしますと、
●金融関係
(自分と家族の)銀行、証券会社の口座(支店~口座)、ハンコ、口座番号、ネットバンキング情報
クレジットカード関連情報:番号、ネットアクセスの方法、注意点など
※ハンコは実際の印影をスキャンして貼り付けてます。
またハンコを仕舞ってある入れ物も写真にとって貼ってあります。
●パソコンのアクセスコード
保存されているデータにアクセスするために必要です。
●通信・電話、通信関係、引き落とし先
●課金されている(定期・都度)オンラインサービスなど
アマゾン、楽天、Googleなど通販・ネットサービス関係ID、アクセスコード、引き落とし先など
●各種ポイントサービス関連
●無料インターネットサービス関連
例:Dropbox
●リアルサービスのネットアクセス
例:クロネコメンバー、ETC関連
●PCアプリのアクティベーションに必要なコード
例:ウィルス対策ソフト
●独自ドメイン管理、独自サーバー管理会社登録情報、引き落とし先
●家の無線WiFiのアクセスコード
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