2016年6月27日月曜日

古屋の処理(10) ~役所・金融機関など手続き~

いよいよ古屋処理の最終ステージです。
古屋処理のエントリーは、この(10)番目で一応完了です。

○滅失登記

建物を解体しますと、登記所(法務局)への届け出が必要になります。
解体業者からは、請求書と一緒に必要書類が送られてきましたので、登記所に出向きました。
登記を申請する時と登記申請完了の証明書をもらうので都合二回登記所にいく必要があります。
郵送でもできるのですが、間違えがあった場合などを考えるとその場で修正もできるので訪問できるなら越したことはありません。

このくだりについては「滅失登記で気が滅入る話」という件で以前書きましたのでそちらをご覧ください。

司法書士に代行を頼むと4~5万かかると聞きましたのでこれは割合に簡単だったので是非とも自分でやられた方がいいと思います。

一個、自分が犯した記入ミスでいいますと登記申請書に「不動産番号」というのがありまして、最初間違えて「土地の不動産番号」を書いてしまいました。

無くなったのは、建物ですから不動産の登記簿に書いてある内容を確認、あるいは登記所で見てもらってからその場で記入するのでもよいと思います。


○ユーティリティーのおさらい

解体工事の項で書けばよかったですが、ガス、水道、電気はこんな具合です。
この三つとも、竣工後、念のため(継続的に請求されないように)利用中止が確実にされているか確認しました。

1)ガス
ガス会社に電話して利用中止してもらいます。
次に、続く用途(駐車場)ではガスを利用しませんのでガス管を切ってもらいます。
これを「地境切断」といいます。
あたしの場合は、解体業者さんがガス会社に連絡、現場立ち合いまでやってくれました。

この作業に関しては工事完了後、念のためにガス会社に確認の電話を入れて全部終了を最終確認しました。

2)水道
水道は、解体工事中は利用するので、使用中止の連絡は解体完了後に行います。
使用中止の際に、メーターを取ってもいいか聞かれるので、あたしの場合は「はい」と答えました。

※例えば、その後自動販売機を設置する場合には水道が必要になる場合があります。その時は対応が違うのかもしれません。

3)電気
これはガスと同じタイミング(つまり解体少し前)に利用中止、メーターの撤去を頼みます。
駐車場業者は電気を利用しますが、新規の契約になるので一旦、全撤去します。


○母の住民登録変更

母の家が無くなりましたので、住民登録を移しました。
古い区役所で「転出届」、新しい区役所で「転入届」、合わせて「後期高齢者」、「介護保健」関係の異動も区役所の指導のもと行いました。
手間と時間がかかります。

転入を完了した段階で、金額は少しなのでついでに全員の住民票を二通くらい作ってもらうと後の金融機関の手続きの手間を少し省けるかもしれません。


○郵便の転送届と母の金融機関への届け出

郵便の転送届はたしか一年間だけやってくれますが、その後は留守宅(空き家)に届いていた郵便物が完全に届かなくなりますから金融機関へ登録してある住所だけは新住所に変えなくてはなりません。
これがもう面倒です。本人ができませんから。ハンコがわからない口座なんてのもあるので厄介です。

金融機関によって対応はまちまちで、常日頃口座を開設してあり顔を知っているところですと割にゆるくサポート窓口対応系はやはりルール通りです。
郵便局は対応に柔軟性があるなと感じました。




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