2016年6月22日水曜日

古屋の処理(3) ~契約の確認~

先のトピックで記した工程の内、「駐車場契約内容の下確認」についてです。

不動産アドバイザーに紹介してもらったパーキング業者の契約書の下書きや条件を検討するステージです。

「工事業界」に限らず、「業務範囲」(英語でいう「Scope of Work」)というのは非常に重要で、ここがわかっていないと金銭や作業内容で後々もめることになります。

歴史のある業界では「業務範囲」で揉めるアイテムってのが結構決まっているので契約段階では必ず確認しますが今回のような素人ですと慎重にしなければなりません。

「コインパーキング」の契約では、「更地化~整地~アスファルト工事」までが土地の持ち主の「範囲」です。

事前の勝手な想像では「更地」までだと思い込んでいました。
要するに「事業計画」上、準備する資金で解体費用に加え、アスファルト工事まで見込んでおく必要があるわけです。

またパーキング業者さんにもよると思いますが、月々の支払(つまり収入)の額は固定。
つまり先方が実施したマーケティング調査(利用頻度の可能性)に従った一定の金額が契約期間支払われることになります。

彼らの見込みより駐車台数が少なくても保証額は入り、見込みよりたくさん入れば彼らの勝ち(笑)です。

でも、契約期間が仮に2年毎の更新としますと客の入りが余りにも少ないと撤退されてしまう可能性もあるのでそのあたりもちつもたれつですよね。

(つづく)

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